漢方薬局 美遥

東京都新宿区大久保2-33-23 *新大久保駅、西早稲田駅 徒歩6分
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漢方薬の強み

●何年も同じ症状を慢性的に繰り返す方
●検査結果では異常がないのに、つらい症状がある方
●西洋医学の治療を続けても、十分な改善が得られない方
●体調を崩しやすく、何となく調子がすぐれない方
●いつまでも元気でいたい方

何百種類もある植物を中心とした自然のエネルギーが凝縮されている「生薬」で構成されている漢方薬は、数千年におよぶ長い歴史の中で研究されてきました。
それぞれの特長をもつ生薬がバランスよく配合された漢方薬は、人間が本来持っている自然治癒力を高めて、生きる力を引き出してくれます。
なんとなく不調、元気がでないなどといった症状は、発病する前の身体のサインです。様々な不調症状に対し、その症状を引き起こしている原因は何かを究明して、それに対し治療を行っていく「治病求本」ができる中医学(漢方)は、治療になる前の対処法が沢山あることが最大の魅力です。
抗生物質やステロイド剤などに代表される西洋医学の発展により、数多くの病気が克服され、今や男性は80.2歳、女性86.6歳に平均寿命が伸びましたが、その一方で、自立して健康に生活できる「健康寿命」は、男性71歳、女性74歳で、9~12年は不健康な生活を送る期間が続いています。
健康寿命を延ばす一番の対策は未病予防です。 「未病」とは、およそ2,000年前に編集された中国最古の医学書、「黄帝内経」の中において、はじめて登場した言葉で、「半健康で、病気が進行しつつある状態」をさしています。
「日本未病システム学会」の定義では、「自覚症状はないが、検査で異常がある状態」および「自覚症状はあるが、検査では異常がない状態」の二つをあわせて「未病」とし、前者を「西洋型未病」、後者を「東洋型未病」に分類されます。
漢方薬は体がもともと持っている治癒力・自己回復力を高めることから、特に東洋型未病に効果を発揮します。
中医学には「同病異治」という言葉がありますが、同じ病気であっても、その時の身体の状態、体質によって全く違う漢方薬が選択されます。
例えば風邪をひいてしまった場合、頭が痛いと鎮痛剤、咳が出ていれば鎮咳薬、鼻水や鼻づまりなどの鼻炎症状があれば抗ヒスタミン剤などの薬が処方されますが、中医学では暑がりなのか寒がりなのか、便秘の有無、体のだるさはどうか、胃腸の状態や睡眠の具合などを総合的にみて、何百種類の漢方薬の中から一番適した漢方薬を選びます。つまり同じ「風邪」という症状に対して、人によって様々な違う漢方で治すことを「同病異治」と言います。
また逆に、表面上は全く違う症状の病気であっても原因が同じであれば、同じ治療方法をとるという「異病同治」もあります。
たとえば、片頭痛がおこる原因の一つにストレスによって肝の機能が停滞する「肝陽頭痛」という病証があるのですが、片頭痛だけではなくめまいや耳鳴り、目の痛みや充血なども出てきます。片頭痛だけではなくそれらの症状も起こる場合は、「肝陽頭痛」に効果的な漢方薬を選択することによって、めまいや目の不調も同時に軽減することができます。
何が原因で発生している症状なのか追及して、選択した結果の的確な漢方薬は、主症状だけではなく他にも感じている様々な不調も改善することができます。一時的な症状を抑えるだけではなく、根本的に体質改善ができるのが漢方薬の大きな特長です。

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