*13年の手荒れに悩んだ美容師 (30代 美容師)
美容師になってから、13年間ずっと手荒れに悩んできました。
いわゆる「職業病」と言われるものです。
最初は「そのうち良くなるだろう」と思っていました。
でも、気づけば年々ひどくなり、手は常に痒く、ひび割れ、時には出血し、滲出液が出ることもありました。
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有名と言われる病院にも通い、飲み薬や塗り薬を処方してもらいました。
その時は良くなるのですが、薬をやめるとすぐに再発してしまう。
さらに飲み薬は副作用で強い眠気が出てしまい、仕事に支障が出ることもありました。
「この仕事をしている限り、治らないのかもしれない」
いつの頃からか、そう思うようになり、半ば諦めていました。 それでも美容師の仕事は好きだったので、痒みや痛みを我慢しながら、バンドエイドで傷を覆って仕事を続けていました。
そんな中で出会ったのが、漢方治療でした。
それまでの「症状を抑える治療」とは違い、身体が本来持っている治す力を引き出すという考え方。
半信半疑ではありましたが、思い切って始めてみることにしました。
そこから、毎日3包の漢方を飲む生活が始まりました。
市販の飲みやすい漢方とは違い、生薬から作られたとても苦い粉薬です。
そして、最初の1ヶ月は本当に大変でした。
身体が変わろうとしているのか、壮絶な痒みと痛みが押し寄せてきました。
普段は寝つきが良い自分でも、夜中に何度も目が覚めてしまうほどでした。
「いつまで続くんだろう」
そんな不安を感じながらも、「治る」と信じて続けました。
数ヶ月経つ頃には、傷が治ったと思ったらまた切れる…
そんなことを何度も繰り返しました。
乾燥するとまた傷が増える。
痒みとの戦いも、まだまだ続いていました。
それでも、少しずつ変化が現れてきました。
半年が過ぎた頃には、傷口にはかさぶたができ、痛みは徐々に減っていきました。
写真で見比べてみると、赤みが減り、大きな傷が少しずつ小さくなっているのが分かりました。
そして漢方を続けて8ヶ月ほど経った頃、ある変化に気づきました。
爪の「甘皮」ができてきたのです。
美容師になってから、一度もできたことがなかった甘皮。
これまで爪はいつもボコボコで、形も整わない状態でした。
でも甘皮は、爪がきれいに伸びるためにとても大切な部分です。
それができてきた瞬間、「ああ、身体はちゃんと回復しようとしているんだ」と感じました。
まだ完全に治ったわけではありません。
痒みとの戦いも、まだ続いています。
それでも、13年間悩み続けてきた手荒れは、確実に良い方向へ向かっています。
諦めなくてよかった。身体の力を信じてよかった。
完治まで、もう少し。そう思えるところまで来ました。
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※ご紹介した内容は経験談であり、すべての方々に当てはまるわけではありません。

これまで爪はいつもボコボコで、形も整わない状態でした。




