*三叉神経痛(顔面)からの脱出 (69歳 書家)
なんの前触れもなく、突然に、見事なまでに突然に、左顎からこめかみの間に激痛が始まりました。
最初何が起こったのか分からず、そして一体奥歯が痛いのか?それとも左顔半分が何かのきっかけで痛いのか?痛すぎて分かりません。
ただただその箇所が痛く途方にくれました。内診で多嚢胞卵巣症候群(卵胞の成長が途中で止まり、たくさんの小さな卵胞が卵巣内にとどまる病気)の気質があると言われました。
リセットするために中用量ピルを処方され、ピルの副作用などの説明が特になかったので、気にせずに服用しましたが、1日目と2日目に吐き気、嘔吐、倦怠感、躁鬱のような症状があり、身体的にも精神的に辛かったのを覚えています。取り急ぎ歯科に行きましたが、結果はどこといって異常無し。
[ロキソニン]を処方され「様子を見ましょう」と言われました。普段はその恐ろしさを多少なりとも理解しているので西洋薬は避けてきました。
しかし、今回の痛みばかりはそんな事など言っていられません。『一体私の顔に何が起こっているのだろう、、、』と不安の中、一刻も早く激痛から解放されたい一心で鎮痛剤に頼りました。
しかし多少痛みが緩和された気がする程度でした。医師からは5日分の鎮痛剤が処方されましたが、最後の1錠が無くなる時も、相変わらずの痛みが続いていました。
歯科で原因不明、鎮痛剤は効かない!では痛みの原因は何なのか?
ネット検索をしたり、友人の医者に尋ねました。
「その症状はもしかしたら顔面三叉神経痛かもしれない」と言われ、『それならば西洋医学ではなく漢方だ!』と、藁をも掴む思いで、【美遥】さんの診察を受け、漢方薬を処方していただきました。なんの漢方薬が処方されたのか?
丁寧に説明を受けましたが聴いていませんでした。
私にはそれより、痛みが取れることが肝心だったのです。果たして!
びっくりしました。
あれだけ苦しんだ痛みが、じきにスーッと消えていきました
漢方薬の服用は5日間だけ。
以降あの時の痛みは一切ありません。私は医者ではないので詳しいメカニズムは分かりませんし、興味もありません。
でも『痛みが無いってこんなに幸せなことなんだ!』と、今更ですが学びました。井手先生ありがとうございます。
そして漢方薬を産み出している自然に心から感謝いたします。
※ご紹介した内容は経験談であり、すべての方々に当てはまるわけではありません。